あかり保証の代表取締役/弁護士の清水勇希です。

 何をしている会社かというと、主におひとりさまの方向けに終身サポート事業、身元保証事業、いわゆる家族の代わりにおひとりさまを支える事業を営んでいる会社です。

■老人ホーム「囲い込み」の規制へ

 高齢者向け住宅の入居者に対する過剰な介護サービス提供(いわゆる「囲い込み」)が規制されることとなりました。

 「囲い込み」とは、例えば、介護サービス事業所が併設等する高齢者住まいにおいて、家賃や管理費等を不当に下げて入居者を集め、その収入の不足分を賄うため、入居者のニーズを超えた過剰な介護保険サービスを提供して過剰な報酬を得るような事例です。 

 囲い込みの対策方法として、

①入居時の契約書や重要事項説明書の説明にあたり、住宅型ホームと同一・関連の法人による介護サービスの提供を選択肢として示す場合について、実質的な誘導とならないよう中立的な情報伝達の徹底を求めること 

②同一・関連の法人による介護サービスの利用を前提とすること、これを利用する場合に家賃を優遇するなどの条件を設けること 

③かかりつけ医やケアマネジャーの変更を強要することは禁止すること が想定されているようです。

○出典

・厚労省「有料老人ホームにおける望ましいサービス提供のあり方に関する検討会とりまとめ」 (2025年11月5日)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65637.html

・Joint「老人ホームの「囲い込み」、サービス利用の誘導や強要を規制 厚労省 対策強化案」 https://joint-kaigo.com/articles/41455/

■有料老人ホーム、規制強化へ 登録制や更新拒否など導入(福祉新聞より)

 囲い込みの問題等を背景に、有料老人ホームも規制強化されるようです。

 具体的には、以下の規制・指導監督の在り方が上げられています。

①事業運営の質の維持のため、更新制や、一定の場合に更新を拒否する仕組みの必要性

②行政処分を受けた事業者について、役員等の組織的関与が認められる場合には、一定期間、事業所の開設を制限する仕組みの必要性

③事業廃止や停止等の場合において、有料老人ホーム運営事業者が、入居者の転居支援、介護サービス等の継続的な確保、関係機関や家族等との調整について、行政と連携しながら責任を持って対応する必要性

○出典

・厚労省「有料老人ホームにおける望ましいサービス提供のあり方に関する検討会とりまとめ」(2025年11月5日)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65637.html

・福祉新聞「有料老人ホーム、規制強化へ 登録制や更新拒否など導入」
https://fukushishimbun.com/series05/43272

■あかり保証のサービス内容

 我々あかり保証も施設入所時、お客様のサポート対応をしております。

 具体的には、病院・施設の入居のサポート、具体的には、ご家族の代わりに賃貸・入院・入居時に保証人になったりするだけでなく、

 ご家族の代わりに定期的に連絡をとり、健康状況等の確認、
そして、ご家族の代わりにお亡くなりになった後の葬儀や納骨手続き、行政手続きまで行います。

 我々は弁護士、司法書士、看護師、ケアマネジャーといった法律と医療・介護の専門家集団とともに
家族の代わりに信頼と安心感を届けられるようサポートさせていただいています。

 料金ですが、他社の終身サポート事業者、家族代行業者だと入会金で150万円以上するところも多くありますが、

 弊社は入会金で88万円と比較的リーズナブルな価格でサービスを提供させていただいております。

 というのも、他の業者さんは弁護士が母体ではなく、弁護士に外注するため、その費用が余分にかかってしまいますが、我々は弁護士ですので、その外注費用はかからずサービスを提供させていただいております。

 施設探しにお悩みの方も弊社提携施設のご紹介が可能ですし、
身元保証人がいなくてお困りの方もぜひご相談ください。

 施設探し・身元保証に関するご相談は無料でご相談可能ですので、何なりとご相談ください。

■あかり保証が選ばれる理由

・法律の専門家によるあんしん体制

 あかり保証は、弁護士・司法書士といった法律の専門家、看護師・ケアマネージャーといった医療・介護の専門家と連携して安心と信頼のサービス提供を行っています。特にトラブルが発生しやすい契約書締結の場面では、法律の専門家である弁護士・司法書士が重要事項の説明や契約書の作成交付等のガイドラインを遵守し、それに加えて、契約書を公正証書化する等、利用者が安心してサービスを享受できるように尽力することでリスクを極限まで減らします。

 また、契約締結後、サービスの提供場面においても弁護士監修の下、看護師・ケアマネージャー等の医療・介護の専門家もチームとなって、利用者一人ひとりのニーズに応じた包括的で高品質なサポートを提供します。

・無駄のなく、わかりやすい料金

 通常、多くの身元保証サービス事業者は、弁護士が運営母体ではないため、弁護士や司法書士に契約書作成業務等を外注するため、不透明な料金設定となることがが多いのですが、私たちは弁護士・司法書士が直接サービスを提供しています。そのため、外注費用がかからず、料金もわかりやすくサービスを提供することが出来ます。

・個別的な財産管理

 お預かりした財産は、お客様ごとに個別に信託口座を設定し、個別に信託口座で管理するため、他のお客様の財産との混同がないように努めます。また契約に基づいて、財産状況をお客様に定期的にご報告いたします。このようにお客様の大切な財産がしっかり守られるようにしています。

・公平で誠実なサービス提供

 身元保証サービス事業者の中には寄付遺贈を受け取る事業者が存在しています。寄付遺贈が悪いわけではございませんが、お客様が当社に対し、不公平感、不信感を抱かないように、一切の寄付遺贈をいただかない運営をしています。

・業界の健全化に関与(業界団体への参画)

 身元保証業界には業界団体もありませんでした。あかり保証は、2025年2月に有志の6社とともに全国高齢者等終身サポート事業者協会準備委員会を発足し、2025年11月に業界初の全国規模の業界団体「全国高齢者等終身サポート事業者協会」を設立し、官公庁・各業界団体とも連携して、業界の健全化に取り組んでいます。

■お問合せフォーム
https://www.akarihosho.jp/contact/

■関連記事(身元保証とは?優良な事業者の基準は?【おひとりさまの終活】)
https://www.akarihosho.jp/column/887

監修者

■株式会社あかり保証 代表取締役・弁護士 清水 勇希(YUKI SHIMIZU)
 2016年11月司法試験予備試験合格(大学4年時、21歳時)、2017年3月立命館大学法学部卒業(首席で修了)。2018年弁護士登録(大阪弁護士会)。
 2021年~2023年大阪女学院大学・短期大学非常勤講師。2022年~2023年立命館大学非常勤講師(民事訴訟法)。2023年~ 立命館大学エクステンションセンター 法科大学院(ロースクール)講師。2023年~株式会社エアトリ(東証プライム) 社外監査役。2024年~医誠会国際総合病院「観察・介入研究倫理審査委員会」外部委員。
 「身元保証業界を変えたい」「身寄りのない高齢者の方に、信頼かつ安心のあるサービスを提供し、一番頼りになる存在となりたい」と思い、株式会社あかり保証を創業。